全国区で商業施設等におけるイルミネーションのデザイン、企画設計を行っているイルミネーションデザイナーのブログです。
イルミネーションから、装飾照明、DMX等を駆使したフルカラーライティングによる演出照明を主軸に
イルミネーションデザインのお話からくだけたお話までお届けします。

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プロファイル更新 2018.1

デザインターニングポイントがもう超えたので。

楽天のショップ準備を始めて、かれこれ2ヶ月程かな…。

初めての体験で、初めての制作。クライアントさんのスケジュール予定もあるのでケツは決まっており、試行錯誤しながらの日々が続きました。

楽天GOLDサーバーがあるので、CSSもほぼフルで実装させれるしFLASHも外部連動させながら凝った事も出来るみたいなのでビジュアル的には問題なく制作が進んでいましたが、さすが巨人システム。

画像差替え時のキャッシュの切り換えが遅すぎて、値段が古いままだったりサイズが変わっていなかったり…。

一気に大きくなった代償はユーザーサイドではなくて、管理側サイドにいくつかあるかなという点もちらほら。成長産業であるため、こういったことを乗り越えながらシステムがどんどん良くなっていくんだろうな、と思ったりもします。

ここ2ヶ月で、楽天セミナー、Yahoo!セミナー、ビッダーズセミナーの3つに出向きいろいろと話を聞いて来ましたが、隠したい点はさすがに言わずとも、有益なセミナーばかりで役に立ったと思います。

今回のサイトデザインは、楽天のライバル店を徹底的に見続けて、

楽天だから、楽天用のデザインの仕方があるのだなと思いました。

このデザインを、たとえば自サーバーや他のシステムで導入しても駄目だと思いますが、楽天ならではのユーザーを考慮して楽天らしいデザインを初めて試みた案件でもあります。個人的にはシンプル、グリッドレイアウト路線が好きな僕ですが、キラキラ系の派手派手しい解りやすいサイト作りを目指しました。

常々思うのは、小さいながらもマーケティングって重要だな〜って。他ショップを見ていると、目から鱗の表現がなされているんです。いろいろと勉強になりました。

とはいえデザインの流れから言うと、

実は見る人が見るとかなり理論的なレイアウトグリッドが組まれているシンプルなデザイン

の路線が今までの時代、割と多かったと思いますが近頃は、

頭で考えるのではなくて、反射的に訴え感じるデザイン

の路線が多くなってきている気がします。建築やファッションなんかは露骨にここ2、3年でそういう流れになってきているなと思います。ヘアスタイルなんか、一部のジャンルではフランス革命までさかのぼっているなと思うこともあったり。考えるのではなくて感じるデザインと言うべきでしょうか。

デザインの流れは行き来するので、さかのぼるという言葉は間違いだったりするので、ちょうど時代の切り替わりに差し変わっていると言っていいと思います。


左:3代目  右:2代目

左:3代目  右:2代目



トヨタのプリウスで言えばは2代目から3代目に移行して、僕はデザインターニングポイントを切り替えたテイストを採用したと直感的に思いました。2代目がシンプル路線の頂点時期であり、3代目がまた戻って行っている経過途中のデザインだ。というと解りやすいかもしれません。シンプル流曲線の流れから言えば2代目はマストだったわけで。3代目のあのデザインは、近未来的という訳ではなくてデザインテイストを切り替えたチャレンジモデルという認識を僕は持っています。

リアの直線的なラインは、(サイドのプレスラインもあるから)製造コスト減も担っているんでしょうけども、シャープな感じは新しい近未来蔵を提案している気がします。主観の問題で、このデザインが良い悪いがあると思いますが、逆に良い悪いがでて当然でしょうね。僕は当然2代目が主観的に好きです。


文様・パターンの歴史を少しは勉強した自分は、昔からデザインの歴史が行ったり来たりしているのを見ているため、ちょうど今の時代はその切り換え時期に差し掛かっているのかなと思っており、表現の幅がかなり広くなっている状態でもあります。

そもそも考えられていないデザインについては、「悪い」という言葉は最適なんでしょうけれども、テイストによる主観的な「良い」「悪い」を、使う事がかなり難しい時期なんだなとも思います。逆に言えば「良い」にしろ「悪い」にしろ、明確な論点が発言と同時に説明責任(このネタで言葉使ってみた!)の伴う発言になるんだろうなと、最近は気をつけています。

直感的に感情的には論評をしないでおこうと。

でもこれまでにも日常茶飯事であったデザイナー同士が他の人の作品を見て「良い」「悪い」という会話の領域が、一般レベルにも広がっているのは良い事でしょうね。

作り手は今まで以上にデザインについて熟孝し、観る人は今まで以上にいろいろなデザインを見て考えないといけない時代になってきているんだなと思います。

作り手にとっては喜ばしい事ですね。



ただ問題は、中国以上に認識の浅い知的財産の考え方を少なくともそれ以上には持っていく事が日本人が先にする事かなと。笑

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