全国区で商業施設等におけるイルミネーションのデザイン、企画設計を行っているイルミネーションデザイナーのブログです。
イルミネーションから、装飾照明、DMX等を駆使したフルカラーライティングによる演出照明を主軸に
イルミネーションデザインのお話からくだけたお話までお届けします。

※スマートフォン版の表示調整中:2016.1.20〜

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今年版のイルミネーションデザインポートフォリオ製作中/乞うご期待。

さがみ湖イルミリオン・まとめ

 

さがみ湖イルミリオンの点灯式から1ヶ月強。

テレビ番組でも色々と扱ってもらえており、現地のスタッフの方々がコツコツと創りあげている成果が今年7年目を迎えながらも多くの人に観に来て頂いております。

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番組の作り方も現地スタッフのチームリーダーA君を筆頭に創りあげているチームワークが描かれており、全てプロのイルミ業者だけで創っているイルミネーションの空間とは違うアットホーム?ハンドメイド?な感じが良いですね。

流石にプロ並みの仕上りというものは望めないかもしれませんが、スタッフの方々は自分が創った!という当事者感が確実に出来ており、全て業者による施工で【与えられた】現場とは確実に違います。

この点は良し悪しはあるかとは思いますが、【手作り】という点はモノづくりニッポンらしくて良いですよね。



今回の記事は長編ですが、まとめようと思います。

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さがみ湖はその起伏のある地形を活かしたイルミネーション空間が良く、シンプルな敷き詰めのイルミネーションでも無機質感ではなく自然感を感じれます。

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去年から導入された「水」も光との相性もよく美しいですね。

そして、今年は英国。

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今年は駐日英国大使館の方の後援を受け、もともとイギリスをテーマとした、このさがみ湖リゾートプレジャーフォレスト(以下、SPF)により一層解りやすいテーマ性を与える事が出来ました。

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とくにSPFはパディントン・ベアをキャラクターとして扱っており、随所に光るパディントンに会うことが出来ます!

2016年1月15日から、『パディントン』の映画も公開される為、非常に楽しみですね。



英国:ロンドンバス

窓から顔を出して撮影ができる約1/4サイズのロンドンバスイルミネーション。バス停も実際のロンドンにあるデザインをモチーフとしております。運転手さんは近衛兵さん。

ぜひバスの窓から顔を出して撮影してくださいね。

 

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パディントン・ベアと英国近衛兵ベアーとの2ショット。

裏で隠れてぬいぐるみを持っているのが僕なのはナイショです。



英国:光のビッグベン

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英国を代表とする有名な建造物の1つビッグベン。

エントランスに威風堂々とそびえ立っております。



英国:ロイヤルイルミネーション

英国王室のウィリアム王子のご成婚はまだまだ記憶にあたらしい所。その際のロイヤルウェディングドレスをモチーフとしたフォトスポットもぜひ写真を取ってみてください。

いわゆる顔出しフォトスポットですよ。

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英国:光のイングリッシュガーデン

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イングリッシュガーデンをモチーフとしたイルミネーションエリアで、約900平米程の広さのグリーンを基調としたイルミネーションエリアです。

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英国:光のバッキンガム宮殿1:宮殿と衛兵の交代式。

ビッグベンに並んでバッキンガム宮殿も有名な建造物。

横幅約65M規模でデフォルメしながらも忠実にバッキンガム宮殿を再現しました。

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このバッキンガム宮殿は、演出が3部で構成されており、最初はバッキンガム宮殿が威風堂々と登場するシーンから始まります。

そして有名な英国近衛兵の「衛兵交代式」を再現した演出が始まります。

曲名はBritish Grenadiers(作者・作曲者不明)。

この行進曲に合わせて可愛らしい衛兵の交代式が始まります。

衛兵の交代式、実は全部で3つのパターンがランダムで演出が成されます。

1,交代式通常

2,交代式、演奏ミスバージョン

3,交代式、衛兵コケバージョン

完全に乱数処理をしているので、毎回どれが見れるかは運次第!

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英国:光のバッキンガム宮殿:BGB

BGB = British Guards Band。

つまり、英国衛兵によるオーケストラバンドのことで実際に存在している楽団の総称です。我が国でも自衛隊によるブラスバンドなどございますね。

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このBGBによるオーケストラコンサートが開催されるのですが、実際にあるバッキンガム宮殿内のボールルーム(舞踏会場)をモチーフとしており、バッキンガム宮殿内で開催されるオーケストラコンサートとして展開がされているのです。

実は、唐突にオーケストラじゃないんですよね。設定には非常に論拠の組み立てを検証しています。

写真で見たことある方は、このコンサート会場のデザイン意匠を見たら「お!?」「もしかしてボールルーム!?」と思われてらっしゃいます。

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BGBの奏者は、基本10名。

左から

・ピアノ

・チェロ

・オーボエ

・コンサートマスター(1人しか居ないけど第1ヴァイオリン)

・コンダクター(指揮者)

・トランペット

・トロンボーン

・スーザフォン

・シンバル

・バスドラ

の編成です。

下部の5名は交代式のメンバーですが、とあるシーンから演奏に参戦します。

左から

・アルトリコーダー1

・スネアドラム1

・ドラムメジャー

・スネアドラム2

・アルトリコーダー2

の編成です。

今回使用されるオーケストラの曲目は、

英国籍のエドワード・エルガー氏作曲、日本名では「威風堂々」という曲目で有名で、英国では第二の国歌として親しまれている「希望と栄光の国/Land of Hope and Glory」です。

先ほどのBGBの編成はこの楽曲に相応しい奏者の編成をオーケストラ経験者による助言を受けて設定しております。演奏の動きなども助言を受けており当然イルミネーションなのでデフォルメ等されておりますが、かなり高いレベルの演出プログラムを実現しております。

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何度も何度も見入ってしまうオーケストラコンサート。

会場にはベンチも設置しておりますので、じっくり観ることが出来ます。



英国:光のバッキンガム宮殿・ピアノソロ

オーケストラコンサートが終わると、指揮者の指示でピアノソロが始まります。

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曲目は同エルガー氏による作曲、「愛のあいさつ/Salut d’amour」。

ボールルームで奏でられる(個人的には使っているピアノはSteinway & Sons, の設定のつもり)ピアノソロの音色にひたることが出来ます。

このピアノ奏者の演出はデフォルメをされているとはいえ、奏法の動きも実際のピアノ奏者の助言を頂いており、ペダルのタイミングなど細かい演出プログラムを導入しております。

これが終わると、光のバッキンガム宮殿の演出は一巡されます。

動画では殆ど伝わりませんが、動画もご覧いただけます。

イルミネーションは不思議ですね、写真や動画ではまずその美しさは伝わらない。光って不思議です。



英国:ショップやフード

イルミリオンは他にも色々な細かい要素をお楽しみ頂けます。

一部に英国大使館からご紹介をうけた英国のグッズやパディントンベアのグッズ販売。

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英国大使館から提供されたレシピを元に作られた様々な英国のフード。

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ほねのずいまで英国を堪能できます。



英国番外編:ネス湖

自分が小さいころ、話題となったイギリスのネス湖にあるネッシー。

そのネッシーをモチーフとしたイルミネーションもございます。笑

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英国:サイン

園内サインにも英国要素をふんだんに取り入れております。

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園内マップには、英国近衛兵がちょこちょこ居ります。

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英国:テレビCM

ここは自分の担当範疇ではありませんが、イルミリオンを題材としたCMを下記にご紹介。

▼ジョージア 電気技師篇

これは昨年の「光の宮殿と大庭園」をロケ地として収録されております。

「俺です…」

 

▼恋のイルミリオン

富士急ハイランドのDNAを完全に取り込まれたかなり良いCMが、たぶん関東エリアで放映されております。

見た時びっくり仰天しましたが、まさにイルミリオンで起こっている感じを解りやすく表現できていますね。

富士急さんっぽいCMで素晴らしいです。



さがみ湖イルミリオン

まずのピークはこのクリスマス。カップルで勝負を掛ける方は是非この時期に。

でもじっくりイルミネーションを楽しむには年明けからもおすすめです。予定としては、

1月:◯◯◯◯◯エリア登場

2月:バレンタインイルミネーション開始

3月:夜桜イルミネーション

4月:春休みの最終シーズン

実はさくらの名所でもあるSPFは、夜桜イルミネーションすごくおすすめです。昼にバーベキューをしながら夜イルミネーションを楽しみながら帰る、素晴らしい春休み満喫コースをお楽しみ頂けます。

今年は4月10日まで。

さがみ湖イルミリオン



おまけ

・三脚OK!

・セルフィ棒OK!

・わんこOK!(リフトから乗車は不可)

 

 

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